Scaled Agile Frameworkの概要

Scaled Agile Framework(以下SAFe)は企業規模でアジャイルプラクティスを実装するための実証された知識ベースである。SAFeの主要なユーザーインタフェースは「全体像」の図(ビッグピクチャー)である。この「全体像」を用いて、アジャイルをチームから複数のチームからなるチームへ、企業レベルへスケールアップ時に必要となる人々の役割、チーム、活動及び成果物にスポットライトを当てる。

「全体像」はチーム、プログラム及びポートフォリオの3つのレベルの規模を示す。各レベルによって、価値(要求とバックログ)、チーム(開発チームからポートフォリオに至るまで)と時間枠(タイムボックス)(反復、PI、予算のサイクル)の主要のアジャイル要素に対するスケールアップを行う。このアジャイル導入モデルはDean Leffingwellの書籍Agile Software Requirements: Lean Requirements for Teams Programs and the Enterprise (2011)(邦訳:アジャイルソフトウェア要求-チーム、プログラムと企業のためのリーンな要求)とScaling Software Agility: Best Practices for Large Enterprises (2007) (邦訳:アジャイル開発の本質とスケールアップ 変化に強い大規模開発を成功させる14のベストプラクティス)やブログ「scalingsoftwareagility(ソフトウェアのアジリティのスケールアップ)」に紹介されている。

SAFeは50-100人が関わったプログラムに、数千人のソフトウェア開発者を抱えている企業に成功裏に適用された。

このWeb版では、「全体像」上の各アイコンが1つの概要説明ページにリンクしている。また、そのページから、アイコンに関するさらなる詳細的な内容や関連のページへの参照がある。

我々、SAFeを共に作り上げた者としての思いは、このWeb版を市場に提供することを通じ、すべてのソフトウェア開発実践者、チーム、もちろん彼らが所属している企業が、より高い品質でより早いスピードで納品することができ、そしてそこから得られた満足感を享受することができるように、役に立てればと思う。

以下我々の目標 と SAFeの基本方針である。



我々の目標

SAFeは協力の結果である。この協力を通じた、我々のScaled Agile Framework(SAFe)に関する目標は以下の通りである。

  • 世界中のソフトウェア産業の競争力、生産性及び提供されるソフトウェアの品質を強化する
  • すべてのソフトウェア開発チームへ、アジャイル開発がもたらすビジネス恩恵の提供を支援する
  • あらゆる場所にて、ソフトウェア開発実践者のモチベーション、権限委譲がもたらす活力、楽しさと人間性を向上させる

我々は、このように、よりよいビジネス価値を構築することも期待する。よりよいソフトウェアが世界をよりよい場所にするよう、我々はこれらの目標を両立可能な目標と信じる。


Scaled Agile Frameworkの基本方針

(For)ソフトウェア開発者、実践者、マネージャー、経営者、コーチー、コンサルタント、トレーナー及びアジャイルワーキンググループのチームメンバーなどのために、

Scaled Agile Frameworkは、構造化されたインターラクティブなWebで提供されている企業規模でリーン/アジャイルプラクティスを適用するために実証され、公開されたフレームワークである。

(Unlike)多くの製品ベンダーやコンサルティング会社に推奨された独占的な方法論や、数多くの書籍に紹介された方法論とは異なり、

SAFeは組み立てられ、全体的で、統合され、要約されたフレームワークである。サポートリソースに加え、SAFeは容易にアクセス可能なWebサイトで一般的に公開され、人々が利用できる。

共同作業者: Dean Leffingwell, Drew Jemilo, Mauricio Zamora, Colin O’Neill, Alex Yakyma